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 とにかく幸運だった。素晴らしい時代であり、タイミングだった。

 

 

 日本IBMの製品開発・製造部門の(電子部品製造を除く)支援アプリケーションの企画、マネジメントの同意、階層構造のアプリケーション・アーキテクチャの構築、各アプリケーション開発、そのサービスの提供・保守という仕事を1970~1990年の20年間やらしてもらえたのだから幸運だった。

 

 

 この20年間で経験できたことが、その後の、社外でのITマネジメント・コンサルタントの仕事のベースとなった。これも、幸運。

 

 

 この20年は、日本IBMが、世界でのシステム/360の大ヒットからS/390までのメインフレームの絶頂期、IBMPC、HDD、プリンター、多品種少量フレキシブル生産のサーキットボード・ロボット組立、膨大なソフトウエアーの提供まで事業展開した時期とぴったり重なるわけだ。

 

 この時期に、製品開発・製造部門のIT開発に籍を置くことができたことは、達成感のある仕事に関わることを可能にし、僕はそれを楽しむことが出来たのだから…。

 

     1.社内システムの基本アーキテクチャーの設計、開発、サービスの提供

 

 

     2.これをベースに、日本の製造業のITに関する日本の学会活動に参加

 

 

     3.支援システムについての、社外研究書への寄稿、出版

 

     

     4.営業支援としての、客先マネジメントとの交流・講演

 

 

     5.オーストラリアで行われた「パシフィック コンファレンス」への論文の投稿・論文発表

 

 

     6.「オーストラリア コンピューター ソサイエティ」のメンバーへ認定

 

 

 これらの基礎技術としてのシステム・エンジニアリング技術の確立・人材開発

 

 

 振り返って見ると、こんな楽しい仕事をさせてくれたマネジメント、利用部門の支援、もちろんアプリケーション開発に力を出してくれたチームのメンバーに感謝するしかない。が、今の日本IBMには製品開発・製造部門は存在しない。それがとても残念。

 

 

 上記のくくりで、僕のやらして貰ったことを、これから書いてみることにしたい。

 

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IBM製品開発・製造支援システム構築と、ITの学会、論文、コンファレンス、営業支援、ACSメンバー認定など
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